北の湖「関」を悼む2015年11月22日 06:34

思えば、自分は相撲が大好きな少年でした。
プロスポーツとしてはもちろん、日本の伝統美、文化を継承している大切なものだという認識も当時既に強く持ちつつ、楽しんでいました。
相撲が大好きだった時期は小学校高学年(1970年前後)から社会人になる(1980年代半ば)まで、くらいかなぁと思います。花田兄弟が出て来た辺りから冷め始め、今世紀になってからは「すっかり変わっちゃってなぁ」という感じで、ニュースで見ても「ふーん」と思うだけになってしまっています。
話は変わって、北の湖「理事長」が亡くなりました。ホントに大大大好きな力士でした。「憎らしいほど強い」と言われて当時は憎まれた、とよく書かれていますが、確かにそんな感じでした。でも、あの「ただ者ではない」感は半端ではなかったし、ホントに感服するしかない、と思ってました。
あの頃は今とは比べものにならないほど個性的な力士ばかりでしたが、そこに個性ではなく、問答無用の「強さ」で君臨した北の湖はつくづく凄かったと思います。
理事長として、本当に苦労した北の湖「関」、お疲れ様、あなたのことは忘れません。

前世紀ドイツの轍を踏むな2015年09月23日 17:36

嫌な政治状況が続くので、流れが変わるまで、時々忘れないように書くつもりです。
自分の保身ばかりを考えて、異論を挟まずに、唯々諾々として賛成票を投じた自民党・公明党を始めとする、情けない国会議員の人達を全部落とす位のことがないと、状況はリセットされないと思います。
ナチスドイツを作ったのは、民意です。1932年、ナチ党は第一党になっています。そこから国の「乗っ取り」が始まったわけですが、私たちの国も、そうならないためには、今回の安保法案に自分のことばかりを考えて賛成票を投じた議員をしっかり落とさないといけないと考えます。

この暴挙でどうなっていくのか2015年09月19日 10:14

安保法案が結局成立しました。
「すぐに」戦争になるわけではない、などと言われますが、逆に言えば、いつかは戦争をする、と言っているに過ぎないわけで。
戦争をする国でだけはなかったはずなのに、この国はどうなってしまうのか...
間違いなくテロの標的にされやすくはなったわけで、国民生活がどんどん嫌な感じになっていくのだと思うと、暗い気持ちになります。
戦前ってこんな感じだったのかな、と思っていたら、家人の知り合いの陸軍士官学校出のじいちゃんが「戦前みたいになってきた」と言っていたそうです。
とにかく、自分にできることだけはしっかりやって、声を上げていかないと。

ワイツゼッカー氏死去2015年02月01日 06:40

統一ドイツの初代大統領だった、ワイツゼッカー氏が亡くなりました。
「過去に目を閉ざす者は、現在にも盲目となる」と、ナチスドイツの過去をありのままに見つめる勇気を持つよう説いた人だそうです。
安倍首相を始めとして、歴史的修正主義者が幅を効かしている現今ですので、私たち日本人もしっかり目を見ひらいて痛みと共に立っていく必要があると思います。

首相の後、知事!?2014年01月11日 06:24

 今朝の新聞に、細川さんが都知事に立候補へ、と書いてありました。

 無責任な辞め方をした人がまたのこのこと... と思いますが、それにしても、総理大臣って、政治の「上がり」ポジションじゃなかったのか... そこまで務めた人が一介の知事選に出てくることの異常さ(と言うより滑稽さ)を、マスコミも含めて誰も指摘しないことの異常さが、まともでないこの国の政治状況を反映しているようで、薄ら寒さを感じます。
 国政の軽さ、東京都への一極集中の危うさ、この国の政治における少数(野党)勢力の力のなさ(能力不足とも)、等々、背景にあるものはいずれにも単独で危機感を感じさせるに充分だと感じていますが、細川さんの件は、そういったものをつくづく象徴的かつ総合的に感じさせます。
 細川さんがどうなろうと知ったことではないけれど、この国はこの先、どうなって行っちゃうんだろうなぁ、と心配です。それと、政治を論じるマスコミの劣化も。

今年は!2014年01月04日 10:05

年頭に当たり... などという柄にもないことはやりたくないのですが。
まぁそれでも、せっかくの新年なので、今年のテーマは明確にしておいた方が良いかなとも思います。
ずばり「どんどんやりたいことをやる!」というあたりで。
傍から見れば「やりたいことしかやってないじゃん」とか言われそうな行動傾向のヤツですが、これでも「やるべきこと優先」で来ているので、そろそろ... とも思うのです。
...でも単に「やりたいことの優先順位をしっかり付ける」が大事ってだけのことのような気も... (自爆)

うん、でも、やっぱ「やりたいことやるぞー!」ってことで。

増税の目的って何だっけ?2012年06月10日 14:54

 「政治生命」を賭ける!って、どじょうが力んでますけど。
 まぁ、最近のどたばたぶりを眺めていると、そもそも何のための増税なんだっけか?とわけわかんなくなったりして。
 原発再稼働もそうだけど、ひとりで勝手に決めつけて、力んで推し進めようとしてるだけ、というふうにしか見えなくなってきてるなぁ。
 政治生命を賭けるのは好きにして良いけど、あくまでも財政再建に賭けて欲しいものだ。

チェンジ!の好機なのに2012年06月01日 13:05

 大飯原発の再稼働に絡んで、関西圏の知事が「15%節電は手荒なことをしないと達成できない。」と言ってました。まぁ、あの手の人の言い草だと、前提として「手荒なことはできない」があるので、要するに「変えていく気はない」ということなんだろうと思ったら、案の定で、再稼働に向けて動いていくようです。
 しかし今の、エネルギーじゃぶじゃぶの生活は続けていけるはずはないんで、どこかで手荒な意識改革をしないとどうしようもないはずです。その好機が訪れているというのに、何を言っているんだろうという気がします。
 特に関西は、被災地から離れているせい(と気質か?)で、どうも痛みを分かち合おうという部分が少ないように感じます。
 この機に、しっかり国民全体が低エネルギー体質に生活を変えていくべきだと思うんだけどなぁ。

SNSその後2012年05月25日 10:58

 FaceBookのその後、ですが。
 PinterestへのPinItも忙しくてなかなか進められずにいたところに、FBに登録している友人達に見つかってしまい、2名とお友達になってしまいました。アルファベットと生年月日のみの登録に抑えておいたのに、なんで判っちゃうんだろう。この辺のしくみについては、勉強しておく必要がありますね。敵を知ることは大切。
 多分、FBに登録しながら、リアルの誰ともつながりを持たないようにすること自体、無理なんでしょうね。友人の一人には「愛想がないなぁ。普通、メッセージよこすよ」なんて書き込まれるし、既に抜けたくなっています。

良かったね、旭天鵬関2012年05月21日 12:45

 別に、大相撲ファンでも、ましてや旭天鵬関のファンでもないのですが、やっぱり何か、嬉しい感じ。
 僕は、ごく普通のスポーツ観戦好きでしかないのですが、モンゴル出身力士のパイオニアとしての旭天鵬関の名前は良く認識していたし(今朝の新聞には同時期のモンゴル出身力士「旭鷲山」なんて懐かしい名前もあったなぁ)、幕内の番付を見る度に「偉いなぁ、まだ頑張ってんだ」と感心していました。
 ま、地味なお相撲さんだったわけですが、これまでの間に、朝青龍や白鵬、日馬富士なんかの後輩達に抜かれ続けて、勝負の世界とはいえホントはいろいろ思うところがあったはずだと思います。でも、このチャンスをものにすることにできたのは、偉い!としか言いようがありません。
 長く苦労してきた人が報われるって良いな、素朴にそう思わせてくれる出来事でした。