ひっそりと2012年04月09日 18:39

 誰に読んでもらいたいわけでもない、自分のための自分の独り言を、ただ書いて残していこうと思っています。単に、自分のわがままのためだけに。

みんなで負担する覚悟2012年04月11日 15:17

 原発が次々と止まっていって、それを火力発電で補うとすると、ものすごい額の石油代が必要になるらしいです。当然、電気代の値上げは全国で起こることになると思うのですが、そこのところ、なぜか話題になりませんね。
 東電の電気料値上げというのが既に問題になってますが、まぁ、「値上げは事業者の権利」だのふざけたことを言ってたり、東電そのものの企業のあり方にとてつもない問題はあると考えざるをえないのですけれども、それを脇へ置くとすると、これからいろいろとかかってくるお金については、やっぱり国民全体が等しく負担していく仕組みが必要な気がします。東電から電気を買っている人達だけではなくて。
 この前、ドナルド・キーンさんが「1年経ってみんな大震災のことを忘れているような電気の使い方で、がっかりしている」といったこと(大意です)を話しておられたように記憶しています。今も東北で奮闘している人達の苦労を分かち合うためにも、みんなで負担していくことを覚悟するのは大事なことのように感じています。

「いそん」と「きそう」2012年04月14日 10:00

 馴染んだ言葉が別の言い方をされると、結構居心地が悪いというか、違和感があるというか、端的に言って不快になりますよね。
 以前から気になってたのが、
・依存を「いそん」
・寄贈を「きそう」
って言うケース。NHKでそう言うので、日本語として誤りではないんだろうけど、かなり気持ち悪い。
 いったい誰の差し金なんだろう、と思うのだけれど、見ていると、一般人や記者達は「いぞん」「きぞう」って言ってるので、僕の感覚が一般的なものとずれているわけではなさそう。要するにプロのアナウンサーだけが「いそん」「きそう」って言わされているだけなわけで、もう、こうなるとただのキャンペーンか、洗脳行為か?って気もしてきてしまう。
 「いそん」「きそう」の共通点は、濁音で出すべきところを濁らないって点です。今の若い人は鼻濁音が出せない、とかで、「濁音嫌い」みたいな風潮のなせる技か?とか疑ったりもするのだけれど、どうなんだろう。

100日はないだろうなぁ、100日は2012年04月16日 19:07

 100日にわたる裁判員裁判で、判決が出たとのニュース。
 裁判に携わった裁判員の方(同じように拘束された補充裁判員の方も含めて)には、本当に大変だったろうと思います。
 しかし、100日にもわたって、仕事などを休んで裁判に参加し続けられる人って、どれくらいいるんだろう。自分の場合のことを考えてみると、一応公務員なので、辞退できなさそうに思われるけど、事務ではなく専門職なので、ちょっとね。特に、この4月に新人が入ったので2人体制になったけど、それまでは1人で部署を守ってたから、その段階では辞退せざるをえなかっただろうなぁ。1日15万円くらいの減収になる計算になるので(決して僕がそれだけ稼ぐわけではなく、そういう施設基準になっているのです)。
 そう考えてくると、100日の裁判に参加し続けられる「社会的に特殊な」立場にいる裁判員による裁判が、一般社会の感覚を反映するという裁判員裁判の趣旨に沿うものなのかどうかは、かなり難しいような気がしてしまうのです。
 しつこいようですが、今回の100日裁判に参加された裁判員の方々には、心から「お疲れ様でした」と申し上げ、労をねぎらいたいと心から思っています。

尖閣諸島もだけど2012年04月20日 12:31

 東京都の石原知事が「尖閣諸島を買い取って...」とか言い出してます。勝手なことばっかり言う周辺諸国との領土争いは、気がかりなことではありますが、まぁ、お騒がせなこと、という感じも。元々日本の領土として長く認められてきたわけだから、しっかり領土保全をしてもらいたいものです。
 で、注目を集める尖閣諸島や竹島に比べると、話題になりにくいのですが、実は対馬も心配。日本領として日本人がちゃんと住んでますが、とても重要な位置にあるので、注意が必要だと思うのですが、結構韓国資本に土地を買われているとか。民間資本に見せかけて実は...という恐れも感じてしまいます。
 尖閣もだけど、気が付いたら対馬が買いまくられて日本じゃなくなってた、ということにならないようにして欲しいものです。

他人事みたいに...2012年04月23日 09:11

 また、ことば(今回は言い回しですが)に噛み付きますけど。
 何年か前から嫌な言い方だと思っていたのが「〜してもらって良いですか?」という他人への頼み方。要するに「〜して欲しい」ということなのでけれど、何で「してもらう」+「良いか?」などという回りくどい言い方になるのか?
 ことばって、「回りくどい」=「ていねい」では断じてないのに、回りくどく判りにくい言い方をすることで、丁寧に頼んだ錯覚を起こしているようにしか思えませんでした。素直に「〜して頂けると嬉しい」くらいで行けよ、とずっと思ってきました。
 で、最近耳障りに感じるようになったのが、よくインタビューなんかで使われる「〜できればいいなぁとおもいますけど」という言い回し。なんだ、他人事みたいに、と思っちゃうわけです。
 少し前だと「〜したいと思います」「〜できるように頑張ります」くらいな言い方だったと思うのだけれど、何だよ、その引いた言い方、やる気ないならやめたら?と年寄りはつい感じてしまう。誰が当事者なの?あんた自身でしょ?と。
 まぁ、これも当世風、ということなのでしょうねぇ。どっちも、都合が悪くなったらすぐに逃げ出せるように、という姿勢が透けて見えるようで(言いがかりか?(^-^;)、快くないんですよね。聞いてて。

耕作放棄地に農道2012年04月25日 12:29

 暖かくなり、日も長くなり、大好きな自転車のシーズン到来です。
 ロードバイクでヒルクライム(坂登り)するのが好きなので、職場から5〜6kmのところにある小さな峠(標高差250m位)をホームコースにしています。
 何年か前から、道路工事の気配があり、嫌な予感がしていたのですが、先週今年初めて行ってみたら、結構大々的に始められてしまっていました。大がかりな拡幅とそのためのコース変更で、かなりのお金と期間もかかりそうです。
 元々、地元の車が時々通るだけのひなびた道で、以前は農耕車もそれなりにいたのですが、最近はあたりは耕作放棄地が徐々に増えてきて、荒れた感じになってきています。そんな状態だから今更拡幅のニードもないはずなのになぁ、と思いながら工事の看板を見て吹き出しそうに。
 「広域農道」の工事なんだそうで、こんな耕作放棄地だらけのとこに「農道」なんて悪い冗談(要するにお金の無駄)も大概にして欲しいものだ、と...
 実際には「広域農道」って、郊外のバイパスとしての用途らしいけれど、絶対ここは大して誰も使わないと思う。単に土建屋さんのためだけのものだと思うと、「税金返せ!」と言いたくなります。

尖閣諸島もだけど (2)2012年04月28日 06:01

 尖閣諸島を東京都が買う!とぶち上げた石原知事の動きが波紋を広げていますが、「国が動かないから」で好きなことができる人は良いなぁと思います。ま、元々のとこトリックスターが役どころの人ですから、持ち味を良く出している、といったところでしょう。推移を見守りたいと思います。
 それよりもっと気になるもの。
 我々の大切な水源となるような森を水資源ごと外国資本(ほとんどが中国でしょう)が買っている、という話を良く聞きます。日本人は水と安全はただだと思っている、とは良く言われてきたことですが、空きに使えるつもりでいた水が、外国人に買いまくられているとすると、何とかしないといけないはずですが。
 「国が動かないから」で、何かできる身分になりたいものですが、気になって仕方がないことのひとつです。