自転車で旧道ハンティング ― 2018年10月22日 08:28

私しか言わない用語ですが、自転車でやる活動として「旧道ハンティング」というのがあります。
何をするかというと、いわゆる旧街道(北国街道や中山道など)を辿って往時を偲ぶわけです。
有名な街道で、かなり明確に判っているものなら問題ないのですが、部分的にはっきりしていない区間などもあり(渡河区間とか)、その街道がどこを走っていたのかなぁと推測しつつうろうろする、と。
先月は、善光寺街道の稲荷山宿から谷街道に別れて屋代宿に向かうところで千曲川を渡る辺りがはっきりしないので、周囲の地形その他を眺め回しつつ考え込んでいたのですが、道路工事の交通整理のおじさんに「こっち通りたいの?」と聞かれて「あ、違う違う」と完全に挙動不審野郎。(^-^;
江戸時代とかに街道だったところが、その後の時間経過と共に、ただの村道みたいになったり、どうにも見つからなくなっちゃったり、いろいろで、人の営みの中にある道を想像してイマジネーションに浸る... とかなりアブナイ趣味ですね。(^_^ゞ
で、機動力としての自転車は旧道ハンティングには持って来いだったりします。きょろきょろしながら痕跡を探す、すっ飛ばして良さそうなところは一気に進む、とか。
一番よく使うのは、クロスバイク(Centurion CrossSpeed1000)改の「せんちゃん」です。このような用途には、ホントに持って来いの最高の相棒です。
家から自走でいくこともあるし、先月の稲荷山はちょっと遠かったので、車載で行って現地でうろうろ、と。つぎはぎで大分制覇しましたが、ちょっとずつなので、まだまだです。まぁハマってるので当分、こんな感じで自転車に乗ることも多いですね(もちろん、がしがし峠攻めもやりますけれども)。
...傍から見たら(=客観的には)「ポタリング」ってことになるんでしょうね。本人、不本意ですが。
写真は、稲荷山宿を長野方面に出たところの分岐。画面右へ行くと、北国街道の屋代宿へ、画面左は善光寺街道を丹波島方向へ(そして善光寺へ)。見にくいですが、せんちゃんが寄っかかっているのが道標です。
さて、次はどこを走ろうかなぁ。(^o^)
何をするかというと、いわゆる旧街道(北国街道や中山道など)を辿って往時を偲ぶわけです。
有名な街道で、かなり明確に判っているものなら問題ないのですが、部分的にはっきりしていない区間などもあり(渡河区間とか)、その街道がどこを走っていたのかなぁと推測しつつうろうろする、と。
先月は、善光寺街道の稲荷山宿から谷街道に別れて屋代宿に向かうところで千曲川を渡る辺りがはっきりしないので、周囲の地形その他を眺め回しつつ考え込んでいたのですが、道路工事の交通整理のおじさんに「こっち通りたいの?」と聞かれて「あ、違う違う」と完全に挙動不審野郎。(^-^;
江戸時代とかに街道だったところが、その後の時間経過と共に、ただの村道みたいになったり、どうにも見つからなくなっちゃったり、いろいろで、人の営みの中にある道を想像してイマジネーションに浸る... とかなりアブナイ趣味ですね。(^_^ゞ
で、機動力としての自転車は旧道ハンティングには持って来いだったりします。きょろきょろしながら痕跡を探す、すっ飛ばして良さそうなところは一気に進む、とか。
一番よく使うのは、クロスバイク(Centurion CrossSpeed1000)改の「せんちゃん」です。このような用途には、ホントに持って来いの最高の相棒です。
家から自走でいくこともあるし、先月の稲荷山はちょっと遠かったので、車載で行って現地でうろうろ、と。つぎはぎで大分制覇しましたが、ちょっとずつなので、まだまだです。まぁハマってるので当分、こんな感じで自転車に乗ることも多いですね(もちろん、がしがし峠攻めもやりますけれども)。
...傍から見たら(=客観的には)「ポタリング」ってことになるんでしょうね。本人、不本意ですが。
写真は、稲荷山宿を長野方面に出たところの分岐。画面右へ行くと、北国街道の屋代宿へ、画面左は善光寺街道を丹波島方向へ(そして善光寺へ)。見にくいですが、せんちゃんが寄っかかっているのが道標です。
さて、次はどこを走ろうかなぁ。(^o^)
かく言う私の自転車は...(1) ― 2018年10月19日 14:13

現在は、3台体制でやってます(+静態保存状態の'70年頃のロードが1台)。
使用頻度順にいくと、まずは愛称「せんちゃん」(2008年製)。
元々は、Centurion CrossSpeed 1000というクロスバイクです。
当時、木曽郡に単身赴任になり、ロードしか持っていなかったため、普段の足と林道などを走れるようにと機種選定をしました。取り敢えずジャンルとしてはクロスバイクから選ぶのが良いかなと思って、いろいろ調べたのですが、一口にクロスバイクと言っても非常にバリエーションが多彩でびっくりしました。
絞り込みのポイントにしたのは、
・ホイールは700C ...太いのから細いのまで、タイヤがいろいろ選べるので。
・ノーサス ...とにかく軽さが大切。
・しつこいようですが、軽いこと。
といったあたりで絞り込んで、予算的にも合致したのが、Centurion CrossSpeed 1000だったと。ちなみに重量はカタログ値で 9.8kg。
で、これに乗っているうちにいろいろと不満が出て来ました。
まず、タイヤが鈍重すぎ。分厚いゴムを使ったスリックタイヤ(35C)を履いていたのですが、余りにももっさり重すぎたので、長野へ戻ってきた3年目で耐えきれなくなり手持ちのロード用(23C)に履き替えてゴキゲンに使っていました。
しかし23Cでは舗装路以外ではやはり不便で、いろいろ検討した結果、パナレーサーのCG CXという32Cのにしたのですが、大正解! 未舗装路にも強く、とにかく走りが軽いので、楽ちんに早く走れます。絶対のお勧めですね。(^-^)g""
タイヤの問題は片付いたのですが、乗れば乗るほどオールランダーバーが自分には合わないことを思い知らされました。そこで5年目に、ドロップハンドル化を敢行。オールランダーバー用のフレームはトップチューブが長く設計されているとの情報を得て、かなり短いステムにしました。あと問題になるトランスミッションは、ハンドル径の合わないところを無理矢理はめ込みました。なので片側のレバー操作でちょっと動いてしまったりはあります。
そんなこんな、大改造を施した10年選手が実質的なメインマシンとなってます。
今だったら、多分シクロクロス用のマシンを買ってると思いますが、当時はほとんど出てなかったから...
そんなわけで、今はこんな姿になり果て... (^-^; 本人は至極ゴキゲンなんですが。
使用頻度順にいくと、まずは愛称「せんちゃん」(2008年製)。
元々は、Centurion CrossSpeed 1000というクロスバイクです。
当時、木曽郡に単身赴任になり、ロードしか持っていなかったため、普段の足と林道などを走れるようにと機種選定をしました。取り敢えずジャンルとしてはクロスバイクから選ぶのが良いかなと思って、いろいろ調べたのですが、一口にクロスバイクと言っても非常にバリエーションが多彩でびっくりしました。
絞り込みのポイントにしたのは、
・ホイールは700C ...太いのから細いのまで、タイヤがいろいろ選べるので。
・ノーサス ...とにかく軽さが大切。
・しつこいようですが、軽いこと。
といったあたりで絞り込んで、予算的にも合致したのが、Centurion CrossSpeed 1000だったと。ちなみに重量はカタログ値で 9.8kg。
で、これに乗っているうちにいろいろと不満が出て来ました。
まず、タイヤが鈍重すぎ。分厚いゴムを使ったスリックタイヤ(35C)を履いていたのですが、余りにももっさり重すぎたので、長野へ戻ってきた3年目で耐えきれなくなり手持ちのロード用(23C)に履き替えてゴキゲンに使っていました。
しかし23Cでは舗装路以外ではやはり不便で、いろいろ検討した結果、パナレーサーのCG CXという32Cのにしたのですが、大正解! 未舗装路にも強く、とにかく走りが軽いので、楽ちんに早く走れます。絶対のお勧めですね。(^-^)g""
タイヤの問題は片付いたのですが、乗れば乗るほどオールランダーバーが自分には合わないことを思い知らされました。そこで5年目に、ドロップハンドル化を敢行。オールランダーバー用のフレームはトップチューブが長く設計されているとの情報を得て、かなり短いステムにしました。あと問題になるトランスミッションは、ハンドル径の合わないところを無理矢理はめ込みました。なので片側のレバー操作でちょっと動いてしまったりはあります。
そんなこんな、大改造を施した10年選手が実質的なメインマシンとなってます。
今だったら、多分シクロクロス用のマシンを買ってると思いますが、当時はほとんど出てなかったから...
そんなわけで、今はこんな姿になり果て... (^-^; 本人は至極ゴキゲンなんですが。
ランドナーの定義? ― 2018年10月17日 18:34
「ランドナーは文化だ」と以前ぶち上げましたが、何を言いたいかというと、ランドナーは日本的自転車旅のジャンルのひとつを体現した自転車であるということです。ただし同じような旅ではあっても、それを楽しむ形は人それぞれであろうし、そのためのモノ(自転車)も人それぞれで、バリエーションも当然出て来ようはずだ、と。なので「ランドナーであるからにはこのようなモノであるべき」というのはそもそも本末転倒。
となると大切なのは、どういう自転車旅がランドナーと不可分なものなのか、ということですね。
難しい問題ですが、これが核心的ポイントですので...
私のごく私的感覚に過ぎませんが「移動と非日常性を味わい尽くす」ということなんじゃないかと思っています。
その視点で重装備ってのを考えると、荷物が多いのは「日常を持ち歩く」ことなので「ランドナー的」ではないかな、と。既に書いた「重装備は似合わない」は、そんなところからも理解可能かと思います。
なので、自転車で移動することを楽しみ、非日常性を存分に味わうためにしつらえてあるならば、それはその人にとってのランドナーということで良いと思います。だから、ミニヴェロだろうが、一見戦闘的なロードマシンであっても、あり(個人的な異論はさて措くとして)。
じゃぁ、おめーはどんなのに乗ってんだ、って話になりそうですが、実は私、ランドナー(含、自称ランドナー)には乗ってません。(+。+)
その辺についてはまた改めて。
となると大切なのは、どういう自転車旅がランドナーと不可分なものなのか、ということですね。
難しい問題ですが、これが核心的ポイントですので...
私のごく私的感覚に過ぎませんが「移動と非日常性を味わい尽くす」ということなんじゃないかと思っています。
その視点で重装備ってのを考えると、荷物が多いのは「日常を持ち歩く」ことなので「ランドナー的」ではないかな、と。既に書いた「重装備は似合わない」は、そんなところからも理解可能かと思います。
なので、自転車で移動することを楽しみ、非日常性を存分に味わうためにしつらえてあるならば、それはその人にとってのランドナーということで良いと思います。だから、ミニヴェロだろうが、一見戦闘的なロードマシンであっても、あり(個人的な異論はさて措くとして)。
じゃぁ、おめーはどんなのに乗ってんだ、って話になりそうですが、実は私、ランドナー(含、自称ランドナー)には乗ってません。(+。+)
その辺についてはまた改めて。
"高速ランドナー「スポルティーフ」"...なるほど... ― 2018年10月11日 08:28
前回は、重装備はランドナーには似合わない、という辺りのことを書きましたが、今回は逆方向で。
表題のような記述をネットで見かけて、なるほど、あながち100%間違いではないか...(現在では) と。
ポイントは「旅のありよう」なんだろうな、と思います。
シクロ・スポルティフは、スポーツ用自転車の意のフランス語です。
つまりスポーツする自転車。「旅」ではないわけで、その点ではそもそも違うことになるのですが、しつこいようですが、それを使ってどのような乗り方をするのか、がポイントかと。
ハードウェアとしてのスポルティフは、ランドナーとの相違点で行くと、
・700Cの細めのホイール。
・クロスしたレシオ。
・ハンドルはマースバー。
・フロントバッグが小さくなるので、キャリアも小型。
といったところです。
道路環境の良くなかった昭和の時代までは、700Cのホイールは走る道を選ばざるを得なかったのですが、どこも基本的に舗装し尽くされた現在では、そもそも650BやAの力を発揮させようとする方が道を選ばないといけなくなっています。
そんなわけで、後は使う側の問題で、それを多少なりとも「ランドナー的な乗り方」つまり自転車旅的な使い方をすれば、あっさり「これはランドナーである」ということになります。私も同意、です。
まぁ、何か言うとしたら、もうそれはスポルティフと呼ばなくていんぢゃね?ってあたりです。ランドナー文化を継承することを満たしている以上、大手を振ってランドナーを名乗りましょう!と。
表題のような記述をネットで見かけて、なるほど、あながち100%間違いではないか...(現在では) と。
ポイントは「旅のありよう」なんだろうな、と思います。
シクロ・スポルティフは、スポーツ用自転車の意のフランス語です。
つまりスポーツする自転車。「旅」ではないわけで、その点ではそもそも違うことになるのですが、しつこいようですが、それを使ってどのような乗り方をするのか、がポイントかと。
ハードウェアとしてのスポルティフは、ランドナーとの相違点で行くと、
・700Cの細めのホイール。
・クロスしたレシオ。
・ハンドルはマースバー。
・フロントバッグが小さくなるので、キャリアも小型。
といったところです。
道路環境の良くなかった昭和の時代までは、700Cのホイールは走る道を選ばざるを得なかったのですが、どこも基本的に舗装し尽くされた現在では、そもそも650BやAの力を発揮させようとする方が道を選ばないといけなくなっています。
そんなわけで、後は使う側の問題で、それを多少なりとも「ランドナー的な乗り方」つまり自転車旅的な使い方をすれば、あっさり「これはランドナーである」ということになります。私も同意、です。
まぁ、何か言うとしたら、もうそれはスポルティフと呼ばなくていんぢゃね?ってあたりです。ランドナー文化を継承することを満たしている以上、大手を振ってランドナーを名乗りましょう!と。
元祖・ランドナーって? ― 2018年10月07日 16:44
ランドナーについて書き始めてしまいました。ランドナー全盛期の'70年代に青春期を過ごした人間として、今もぼちぼち自転車に乗っている人間として、いろいろと言いたいことが多くて、ちょっと困ったことになっています。
まぁ、行き当たりばったりで行きます。
で、まず、ネットなどで「ランドナー」を検索してみてみると、結構トンデモなことが書かれていることがあって、びっくりさせられることがあります。
あの当時(1970年代後半から80年代前半)の常識としては「ランドナーは重装備のツーリング車とは違う」というのがありましたが、そこが判んない人が一定数いるようです。
サイドバッグ4つ常時くくりつけて走るようなのは、当時はランドナーの基本形とは明確に違ったわけですが、今では「あり」ってことにしちゃう人がいたりして。
ランドナーって、フランスのブルベ(高速長距離のラリー)用の自転車って事からすると、日帰りからいいとこ3泊くらいまでで、基本ホテル・旅館利用の自転車旅用のものです。なので、4サイドはちょっとね。
本家のエルスでは「グローブ・トロッター」というモデルが、この重装備のグラン・ツーリスモにあたるもので、これはこれで憧れましたが、現在に至るまで私は実車を見たことはありません。
言い出す&考え出すと切りがなくなりますので、ここまでとしますが、やっぱ「重装備」はランドナーとは矛盾する気がする、ことははっきりさせておきたいと思います。
で、いよいよじゃあ、今日的ランドナーとは? というところですが、それは次回に。(^_^;
まぁ、行き当たりばったりで行きます。
で、まず、ネットなどで「ランドナー」を検索してみてみると、結構トンデモなことが書かれていることがあって、びっくりさせられることがあります。
あの当時(1970年代後半から80年代前半)の常識としては「ランドナーは重装備のツーリング車とは違う」というのがありましたが、そこが判んない人が一定数いるようです。
サイドバッグ4つ常時くくりつけて走るようなのは、当時はランドナーの基本形とは明確に違ったわけですが、今では「あり」ってことにしちゃう人がいたりして。
ランドナーって、フランスのブルベ(高速長距離のラリー)用の自転車って事からすると、日帰りからいいとこ3泊くらいまでで、基本ホテル・旅館利用の自転車旅用のものです。なので、4サイドはちょっとね。
本家のエルスでは「グローブ・トロッター」というモデルが、この重装備のグラン・ツーリスモにあたるもので、これはこれで憧れましたが、現在に至るまで私は実車を見たことはありません。
言い出す&考え出すと切りがなくなりますので、ここまでとしますが、やっぱ「重装備」はランドナーとは矛盾する気がする、ことははっきりさせておきたいと思います。
で、いよいよじゃあ、今日的ランドナーとは? というところですが、それは次回に。(^_^;
ランドナーはやっぱり文化だ ― 2018年09月12日 19:00
'70年代に自転車好き高校生として過ごした人間にとっては、やっぱりランドナーは特別なものです。
もちろん、あの当時と現在とでは技術的水準が違いすぎますし、道路状況も違う。...おまけにこちらの脚力も。(T_T)
脚力はともかくとして、難しい(嘘吐け、楽しいくせに(^o^;)のが「ランドナーの現在形」。
形から入れば、650BかAのホイールにフロントバッグ。イディアルかブルックスのサドルにランドナーバー。荷物が増えたときのみ、サドルバッグかパニアバッグはぎりぎりOK、といったところになると思います。もちろんフレームはホリゾンタルで。
でも、こういうの楽しくないですよね。ただの後ろ向きの硬直アナクロ。
とは言え、そういうのが大好きな人は結構いるみたいなので、それはそれで否定しません。と言うより、割と積極的に肯定します。σ(^_^)自身、1970年代初頭に製造されたと覚しきロードバイクを静態保存して、またいつ乗れるようにしようかな?と楽しみにしてたりしますので。
ただし、それはそれとして、ランドナーは文化だ(それも実は純日本的な)と主張したいのは、フランス発祥とされるランドヌーズがランドナーとして私たちの国に根付くには、やはり大きな変容があったし、それはハードだけでなく、ソフトの面でも顕著だと思うからです。
日本的または日本人的旅のありようと、そこに旅用自転車を位置づけることは、当然元々のランドヌーズの形や使われ方を変容させたであろう事は想像に難くないわけです。
大切なことは、私たちの自転車旅を最大限、楽しく趣深いものにしてくれる相棒が「今日的ランドナー」であるということだと思います。ま、それが絶版部品を組み合わせて、厳密な時代考証を経て形になったものであっても、それがその人の自転車旅を最大限楽しくしてくれるものであれば、何の問題もないものと言うべきでしょう。
そんな意味で「ランドナーの乱れ」を嘆く人ももしかしたら一部にはおられるかもしれない(いないいないヾ^_^;)のですが、私としては「良い時代になった」と前向きに考えています。
意外に大ネタですので、今回はここまで。
もちろん、あの当時と現在とでは技術的水準が違いすぎますし、道路状況も違う。...おまけにこちらの脚力も。(T_T)
脚力はともかくとして、難しい(嘘吐け、楽しいくせに(^o^;)のが「ランドナーの現在形」。
形から入れば、650BかAのホイールにフロントバッグ。イディアルかブルックスのサドルにランドナーバー。荷物が増えたときのみ、サドルバッグかパニアバッグはぎりぎりOK、といったところになると思います。もちろんフレームはホリゾンタルで。
でも、こういうの楽しくないですよね。ただの後ろ向きの硬直アナクロ。
とは言え、そういうのが大好きな人は結構いるみたいなので、それはそれで否定しません。と言うより、割と積極的に肯定します。σ(^_^)自身、1970年代初頭に製造されたと覚しきロードバイクを静態保存して、またいつ乗れるようにしようかな?と楽しみにしてたりしますので。
ただし、それはそれとして、ランドナーは文化だ(それも実は純日本的な)と主張したいのは、フランス発祥とされるランドヌーズがランドナーとして私たちの国に根付くには、やはり大きな変容があったし、それはハードだけでなく、ソフトの面でも顕著だと思うからです。
日本的または日本人的旅のありようと、そこに旅用自転車を位置づけることは、当然元々のランドヌーズの形や使われ方を変容させたであろう事は想像に難くないわけです。
大切なことは、私たちの自転車旅を最大限、楽しく趣深いものにしてくれる相棒が「今日的ランドナー」であるということだと思います。ま、それが絶版部品を組み合わせて、厳密な時代考証を経て形になったものであっても、それがその人の自転車旅を最大限楽しくしてくれるものであれば、何の問題もないものと言うべきでしょう。
そんな意味で「ランドナーの乱れ」を嘆く人ももしかしたら一部にはおられるかもしれない(いないいないヾ^_^;)のですが、私としては「良い時代になった」と前向きに考えています。
意外に大ネタですので、今回はここまで。
ハードウェアシンセ=絶滅危惧? ― 2018年09月11日 18:46
昔はキーボード奏者だったのが、セカンドキーボードというより、最近は職場バンドの隙間産業おじさんに化した感があります。あ、σ(^_^)のことですけど。
とは言え、本業は一応まだキーボードなので、12年目を迎えたセカンドキーボードの後継(FSX=次期支援戦闘機)を考えないわけにもいきません。
こちらの考える規格としては、61鍵でストリングスやブラスその他の音色が良いこと、このあたりが絶対譲れない線ですが、昔はいっぱいあったのに、その選択肢が減っているように思います。
一方で、ここ数年、ライブでもちょこちょこソフトシンセを試しに使ってみたりしていますが、こいつらがなかなか良い。
大昔('90年代)のマルチティンバー時代のソフトシンセは、こちらが安物にしか触れなかったこともあり、しょーがねーなー、という代物でしかなかったのですが、時代はすっかりソフトシンセの時代なのかな、と寂しい思いがよぎります。
実際、ライブで使っても、何の問題もなく乗り切っちゃいますので、こっちが考え方をシフトしないといけないんだろうな、という感じはしているのですが...
あ、ただし、アナログシンセやアナログモデリングシンセ(中身はデジタルだけど操作性がアナログっぽい)というセグメントは元気ですね。やっぱ、そういう時代なのかな。
とは言え、本業は一応まだキーボードなので、12年目を迎えたセカンドキーボードの後継(FSX=次期支援戦闘機)を考えないわけにもいきません。
こちらの考える規格としては、61鍵でストリングスやブラスその他の音色が良いこと、このあたりが絶対譲れない線ですが、昔はいっぱいあったのに、その選択肢が減っているように思います。
一方で、ここ数年、ライブでもちょこちょこソフトシンセを試しに使ってみたりしていますが、こいつらがなかなか良い。
大昔('90年代)のマルチティンバー時代のソフトシンセは、こちらが安物にしか触れなかったこともあり、しょーがねーなー、という代物でしかなかったのですが、時代はすっかりソフトシンセの時代なのかな、と寂しい思いがよぎります。
実際、ライブで使っても、何の問題もなく乗り切っちゃいますので、こっちが考え方をシフトしないといけないんだろうな、という感じはしているのですが...
あ、ただし、アナログシンセやアナログモデリングシンセ(中身はデジタルだけど操作性がアナログっぽい)というセグメントは元気ですね。やっぱ、そういう時代なのかな。
臨床実習・吉野家コピペVer. ― 2016年09月10日 18:18
先月、実習始まったんです。臨床実習。
そしたらなんかめちゃくちゃなのが来ちゃって実習になんないんです。
で、まぁ話してたら、なんで指導されんのかわかんないとか言うんです。
もうね、アホかと。馬鹿かと。
お前な、その頭で3年ばかし勉強したくらいで思い上がってんじゃねーよ、ボケが。
実習だよ、臨床実習。
卒業できりゃぁ、来年は国試だってのに、このレベルだよ。おめでてーな、まじで。
レポート出せばそのまま通るつもりだったなんて言ってるの。もうやってらんない。
お前な、時間たっぷりやるからSTって仕事よくよく考えろと。
STってのはな、実は孤独で厳しい過酷なもんなんだよ。
研究会で居合わせた奴といつ論争が始まってもおかしくない、
刺すか刺されるか、そんな雰囲気がいいんじゃねーか。勉強不足の甘ちゃんは、すっこんでろ。
で、やっと簡単な構音検査やれたかと思ったら、そいつ音声表記できないんです。
そこでまたぶち切れですよ。
あのな、音声表記なんて基本中の基本だぞ。ボケが。
構音の記述もできなくてどうやってセラピーすんだ。
お前は本当にSTなんてやれると思ってんのかと問いたい。問い詰めたい。小1時間問い詰めたい。
お前、STって名乗りたいだけちゃうんかと。
この道32年の俺から言わせてもらえば今、通の間での最新流行はやっぱり、
セーター毛糸テスト、これだね。
セーター毛糸テストにReyの複雑図。これが通の行き方。
セーター毛糸テストってのは超ローカル。でもって妥当性がまだ判らない。これ。
で、それにReyの複雑図。これ最強。
しかしこれだけでいっちゃうと次からリハ医にマークされるという危険も伴う、諸刃の剣。
素人にはお薦め出来ない。
まあお前らド素人は、絵カードで遊んでなさいってこった。
北の湖「関」を悼む ― 2015年11月22日 06:34
思えば、自分は相撲が大好きな少年でした。
プロスポーツとしてはもちろん、日本の伝統美、文化を継承している大切なものだという認識も当時既に強く持ちつつ、楽しんでいました。
相撲が大好きだった時期は小学校高学年(1970年前後)から社会人になる(1980年代半ば)まで、くらいかなぁと思います。花田兄弟が出て来た辺りから冷め始め、今世紀になってからは「すっかり変わっちゃってなぁ」という感じで、ニュースで見ても「ふーん」と思うだけになってしまっています。
話は変わって、北の湖「理事長」が亡くなりました。ホントに大大大好きな力士でした。「憎らしいほど強い」と言われて当時は憎まれた、とよく書かれていますが、確かにそんな感じでした。でも、あの「ただ者ではない」感は半端ではなかったし、ホントに感服するしかない、と思ってました。
あの頃は今とは比べものにならないほど個性的な力士ばかりでしたが、そこに個性ではなく、問答無用の「強さ」で君臨した北の湖はつくづく凄かったと思います。
理事長として、本当に苦労した北の湖「関」、お疲れ様、あなたのことは忘れません。
プロスポーツとしてはもちろん、日本の伝統美、文化を継承している大切なものだという認識も当時既に強く持ちつつ、楽しんでいました。
相撲が大好きだった時期は小学校高学年(1970年前後)から社会人になる(1980年代半ば)まで、くらいかなぁと思います。花田兄弟が出て来た辺りから冷め始め、今世紀になってからは「すっかり変わっちゃってなぁ」という感じで、ニュースで見ても「ふーん」と思うだけになってしまっています。
話は変わって、北の湖「理事長」が亡くなりました。ホントに大大大好きな力士でした。「憎らしいほど強い」と言われて当時は憎まれた、とよく書かれていますが、確かにそんな感じでした。でも、あの「ただ者ではない」感は半端ではなかったし、ホントに感服するしかない、と思ってました。
あの頃は今とは比べものにならないほど個性的な力士ばかりでしたが、そこに個性ではなく、問答無用の「強さ」で君臨した北の湖はつくづく凄かったと思います。
理事長として、本当に苦労した北の湖「関」、お疲れ様、あなたのことは忘れません。
カーネルパニック!→OS再インストール ― 2015年09月24日 17:31
最近、愛機(MacBookAir,Mid2012)がすぐに熱くなって、ファンが回り続けるという不調に悩まされてまして、対策として、ひとまずアクティビティモニタで確認すると原因が分かる、との情報を得ました。
で、調べてみると、Googleドライブが異常なリソースの食い方(95%以上)をしていることが判明しました。ただし、Googleドライブが全然言うことを聞かず(接続そのものはできるのに設定変更ができない)、仕方ないので、再起動でもかけてみるか、と軽い気持ちで再起動してみたところ...
これまで一度も見たことのない駐車禁止のマークが出て、うんともすんとも進まなくなりました。(;_;)
慌てて、iPadでネット検索してみると、カーネルパニックという厄介な現象で、あることが判明。推奨される対策をいろいろ試しましたが、奏功せず。
実は、タイムマシンでのバックアップを、外付けHDDの容量不足から行っていなかったので、その手が使えず、結局OSの再インストールをせざるを得ないことになりました。
昔だと、OSの再インストールなんて言ったら、データを避難させて、設定をどこかにメモして...と大騒ぎだったのですが、今では、データや諸設定はそのままでできてしまうのだそうで、いゃあ、良い時代になったものだ、と。
とは言え、OSをダウンロードしてインストールが終わり、無事再起動するまで、2時間ほど。その間、うまくいくのか気が気ではない状態で。(^_^;
うまく立ち上がって、いつもの画面を目にしたときには、ホントにほっとしました。速攻でHDDを買いに走ったのは言うまでもありません。
タイムマシンでバックアップを取り終わるのに、更に1時間以上を費やし、5連休の最終日は、ほぼこれにかかり切りでした(ホントはあれもやって、これもやって...と思ってたのに、とほほ)。
Googleドライブの不具合による熱の問題もなぜか解決し、以前よりも快調になったような感のある愛機なのでした。
ともあれ、バックアップはしっかり、が今回の戒めです。はい。
で、調べてみると、Googleドライブが異常なリソースの食い方(95%以上)をしていることが判明しました。ただし、Googleドライブが全然言うことを聞かず(接続そのものはできるのに設定変更ができない)、仕方ないので、再起動でもかけてみるか、と軽い気持ちで再起動してみたところ...
これまで一度も見たことのない駐車禁止のマークが出て、うんともすんとも進まなくなりました。(;_;)
慌てて、iPadでネット検索してみると、カーネルパニックという厄介な現象で、あることが判明。推奨される対策をいろいろ試しましたが、奏功せず。
実は、タイムマシンでのバックアップを、外付けHDDの容量不足から行っていなかったので、その手が使えず、結局OSの再インストールをせざるを得ないことになりました。
昔だと、OSの再インストールなんて言ったら、データを避難させて、設定をどこかにメモして...と大騒ぎだったのですが、今では、データや諸設定はそのままでできてしまうのだそうで、いゃあ、良い時代になったものだ、と。
とは言え、OSをダウンロードしてインストールが終わり、無事再起動するまで、2時間ほど。その間、うまくいくのか気が気ではない状態で。(^_^;
うまく立ち上がって、いつもの画面を目にしたときには、ホントにほっとしました。速攻でHDDを買いに走ったのは言うまでもありません。
タイムマシンでバックアップを取り終わるのに、更に1時間以上を費やし、5連休の最終日は、ほぼこれにかかり切りでした(ホントはあれもやって、これもやって...と思ってたのに、とほほ)。
Googleドライブの不具合による熱の問題もなぜか解決し、以前よりも快調になったような感のある愛機なのでした。
ともあれ、バックアップはしっかり、が今回の戒めです。はい。
最近のコメント